中学受験のきっかけとは?
中学受験は高校、大学受験とある中で一番大変だと言われるぐらい過酷な受験と言われています。
その要因は遊びたい盛りの小学生の時に勉強一色の生活を過ごさせることになるからです。少なからず子どもに強い意志を持たせる必要があるでしょう。
今回は中学受験を始めるきっかけは何が多いのか、親が子供へ中学受験を受けさせたい場合はどのようにアプローチすればよいか解説します。
ぜひ参考にしてください。
子どもから中学受験を希望する場合
中学受験を希望する子どもの中には自らの意志で中学受験をしたいと言い出す子どもも存在します。
多くの場合は周りの環境から影響を受けることが多いため、どのような環境で過ごしているかが大切でしょう。
友達が中学受験をするから
小学校の仲の良い友達が塾に通っている、中学受験を受けるような環境であれば、少なからず子どもは中学受験に興味を持ちます。
友達も受けるなら自分もやりたいという意志を示した際には親としては温かく背中を押してあげたいでしょう。
行きたい学校があるから
近年、インターネットやユーチューブから様々な情報を得ることができます。その中で学校の情報を得ることができ、興味を持ち、その学校に行きたいとなる場合があります。
例えばeスポーツが活発な学校、外国語に力を入れているなど興味のきっかけは様々です。
兄もしくは姉が中学受験をしたから
兄、姉が中学受験をした場合、弟、妹は多くの場合、興味を持ちます。
実際どのような気持ちなのか確認することをおすすめします。
自分から言ってこないが、受けるかどうか確認すると意外とやってみたいという意志を出す場合が多いみたいです。
親が中学受験を子供にさせたい場合
子どもに強い意志がない場合、中学受験は難しくなります。
つまり親がどれだけ強い意志を持っていても意味がありません。
どうしても子供に中学受験をさせたい場合にはどのようにアプローチをかければ良いか解説します。
将来の話をする
良い学校に入れば、将来安泰だという時代ではありませんが、確実に選択肢が増えます。
将来、大手の会社で働きたい、学校の先生になりたいなどであれば、しっかりと教育を受けて大学を卒業すれば可能性は高まります。
学歴がすべてではありませんが、学ぶことは財産となり、一生に関わる大切なことです。その学ぶきっかけを与えたいという想いをしっかりと伝える必要があるでしょう。
エスカレーター式なら大学までゆとりを持てる
中学受験を成功させて、大学までエスカレーター式の学校に入学できれば、最低限の勉強は必要ですが、高校受験、大学受験は免除されます。
つまり、その分、学校生活、部活、バイトなどしっかりと楽しむことができます。そのゆとりある学生生活は子どもにとっても魅力的でしょう。
絶対行ってはいけないNG行動
中学受験を子供へ勧めるにあたり、絶対行ってはいけないNG行動があります。
それぞれ確認して気を付けるようにしましょう。
理由の説明なしで勉強を強要する
明確な理由や説明なしで、とにかく中学受験をしなさいと強要することはNGです。
そうすることで子どもは勉強が楽しくなくなります。
ただやらされるだけなので、どこかのタイミングで気持ちが切れる可能性もあるので注意しましょう。
了承なしで中学受験を強要する
子どもにしっかりと中学受験の意図を説明するものの子どもから了承を得ず、強要することも注意が必要です。
必ずしも中学受験に納得しない子供もいます。
自分の子どもには適しているのか、適していないのかしっかりと見極めるようにしましょう。
今がんばれば後は楽ができると説明
中学受験を成功させれば、あとは楽勝という誤った認識は植えつけないようにしましょう。
あくまで通過点でゴールではありません。人生において中学、高校、大学は通過点でしかあらず、社会人になってからもまだまだ人生長いです。
まとめ
今回は中学受験を始めるきっかけは何が多いのか、親が子供へ中学受験を受けさせたい場合はどのようにアプローチすればよいか解説しました。
中学受験は決して子供へ強要してはいけません。
親から中学受験を進める場合は、親の想い、そして将来的にどのような効果がみられるのかなど、しっかりと説明する必要があるでしょう。
まだ小学生と言えども説明すれば理解してくれます。
親が子どもにできることは意外と限られています。子供へ中学受験を勧めるのならばしっかりと向き合って話し合うことをおすすめします。
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